1926年(昭和元年)創業。
神奈川でも指折りの老舗ベーカリーです。
先代である2代目当主が創製した、50年間変わらぬレシピの“カステラパン”は、いまなお愛され続ける人気ナンバーワンメニュー。
ふっくらとしたパン生地に、やわらかく焼きあげたカステラとバター風味のなめらかなクリームをサンド、
仕上げに黒ごまをたっぷりまぶした、まさに昭和の味。
幅広い年代に喜ばれる甘く優しい口あたりです。
同じく、店を代表する人気の品“湘南あんぱん”は、種まきから製粉まで自ら管理する「湘南藤沢小麦」を使った、いわば“風土に根ざしたあんぱん”。
ベースとなるブリオッシュ生地は、藤沢産小麦“ゆめしほう”の石臼挽き粉を使用。
“生クリーム入り小倉あん”など7種の餡を包んだまろやかな口どけに、病みつきになるファンも少なくありません。
藤沢産小麦に関わるきっかけは、現社長である3代目が常々、藤沢市内に多数ある休耕地の活性化について思いを巡らせていたことから。
その後、国産小麦“ゆめしほう”の栽培を遊休農地で実現。
2009年には本格的にパンの製造販売を開始したのです。
小麦栽培は難しい、とされてきた藤沢の地に生まれた小麦粉は、たしかに個性的で、扱いには苦労も多く、製造コストもけっして低くはありません。
そんな気むずかしい“湘南藤沢小麦”に挑戦し続けるのは、ほかならぬ地元への感謝の気持あってこそ。
老舗ならではの物語が詰まったパンの数々。
ぜひ、一度会いに行かなくては!
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湘南あんぱん
カステラパン、メープルカステラパン
チキンタツタサンド
贅沢とろ角煮
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