グリット〜小田原
Pao はパン、queijoはチーズ。すっかりおなじみとなったブラジル生まれのチーズパン “ポンデケージョ”
発酵させずに作るもっちりとした丸いパンを焼いて販売を始めたのは10年以上前のこと。
「両親が自宅で焼いて販売するにはちょうど良い商品で、このポンデケージョが酒のつまみに合うと聞いてと作ってみた」のがきっかけとオーナーシェフ伊藤 勇作さん。
ブラジル料理というよりも料理人としてアレンジ色が強く、さまざまな素材の組み合わせが食べ飽きないことも特徴、とのこと。
2007年、伊藤シェフのサポートのもと「いとう」の名でスタートしたちいさなお店は、味の良さと豊富な種類、ご両親のお人柄もあって、しだいに小田原の人気スポットに。
しかしながら、お父さまが逝去。2014年から伊藤さんご自身のレストランも閉め、本格的に取り組むためにと、内装をリニューアル。
店名も「いとう」から「グリット」に変えて再スタートしました。
「グリット」とは〜不屈の精神〜あるいは〜諦めない力〜を意味するのだそう。
イタリアン、フレンチシェフの経験を生かして、アンチョビやニンニク等の火入れに野菜のピューレ、スイーツの素材など巧みに使い分け、カラフルなポンデケージョに仕上げています。
好評の“湘南シフォンケーキ”は、小麦粉に湘南小麦をメインにしながら国産小麦を独自に配合、タピオカ粉や寒梅粉など和菓子材料も使い、焼きあがりはムッチリとしたくちあたり。
また、粉ばかりでなく、油脂も太白胡麻油、ひまわり油などを選んでいます。
リンゴはソテーしてからカルバドスでフランベ、リンゴジュース加えて煮込み、粗くピューレにするなど、いずれもきっちりと調理することで、グリットならではの味になるだそう。
プロがつくる本格ポンデケージョとシフォンケーキをこの機会にぜひ!
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ポンデケージョ各種、湘南シフォンケーキ各種